センサー基本構成
- ベッドセンサーは薄いシート状のセンサー部と通信機の2つのパーツで構成されています。
通信機各部名称
- ベッドセンサー接続口 ベッドセンサーのパイプを接続します。
- 電源ジャック 電源プラグを接続します。
- リセットボタン (細い棒で押す) 1秒押し=環境校正、 5秒押し=工場出荷設定に戻す
- LED 各状態の表示


通信機のLED状態表示
- 消灯: 電源投入なし、または故障の可能性
- 1秒に1回の点滅: 待機中
- 1秒に5回の点滅: 故障の可能性
- 点灯: Wi-Fi接続済み、通信中
ネットワーク設定
- 無線LAN通信規格 : IEEE802.11b/g/n 対応(2.4GHz) 注意 5GHzには対応していません。
- 無線LANセキュリティ: WPA-PSK、WPA2-PSK
- ポート9088を使用しますので、施設のネットワーク設定をご確認ください。
- 電波受信強度
- 通信機の設置場所で常に電波受信強度が-67dBm 以上であることを確認してください。
- 電波受信強度が基準値から下回るほどデータ送信に障害が発生する可能性が高くなります。(システム上でデータが欠損する原因となります)。
- アクセスポイントのSSID とパスワード
- 同⼀構内に同⼀SSID で違うパスワードのアクセスポイントを設定しないでください。
- アクセスポイントのチャンネル
- 施設内で複数のアクセスポイントが設置されている場合、近接するアクセスポイントとの間で電波干渉が発生しデータ送信に障害が発生します。電波干渉を防ぐために近接するアクセスポイントでは同⼀チャンネルの設定を避けてください。
- 無線アクセスポイント機器の接続可能台数、MACアドレス制限
- 接続上限、MACアドレス制限などに留意し、問題が出ないようご注意願います。
- 接続先WiFiのSSID、パスワードを出荷時または設置時に設定しますので営業員にお知らせください。
センサー接続方法
- ベッドセンサーと通信機の接続
- センサーからの灰色のゴムパイプを通信機の接続口に挿し込みます。
- 電源の接続
- 電源ケーブルの丸いプラグをに挿し込みます。
- USBコネクタをUSB ACアダプターに挿し込みます。
- センサー設置後、ACアダプタをコンセントに接続します。注意 センサー設置前に電源を入れると初期の環境校正がセンサーが設置されていない状態で行われてしまいますので、センサー設置後に電源を入れるようにしてください。
センサー設置方法
設置方法

設置の注意事項
- ベッドセンサーはマットレス/パットマット/布団の下の胸部位置に敷きます。ベットマットの厚みは20 cm以下が望ましいです。
- ベッドセンサーがズレないように結束バンド等で固定するのが望ましいです。
- エアマットやリクライニング使用の場合、胸部に設置するとセンサーにかかる圧力が弱くなり誤検知(在床時に離床アラートが出るなど)する場合があります。そのような場合センサーはお尻の下に設置して下さい。
- 設置完了後、電源を入れて約2分間は自動的に初期の環境校正を行いますので、ベッド上に乗らないようにしてください。(操作は不要です)
- 強制的に環境校正を行いたい場合は、電源の抜き差しをするかリセットボタンを1秒間押して下さい。注意 リセットボタンを5秒以上押すとWi-Fiの設定等が工場出荷時の値に戻ってしまうため、長押ししないでください。
- LEDがしばらく青色に点滅の後、点灯したらリセット完了です。
仕様
| 電源 | USB 5V 500mA |
| 使用温度範囲 | 0~40℃ |
| 使用湿度範囲 | 結露しないこと |
| 質量 | 86±10g |
| 寸法 | 105x105x25 |
| 無線LAN規格 | IEEE802.11b/g/n |
| 無線LANセキュリティ | WPA-PSK、WPA2-PSK |
| 無線LAN周波数 | 2.4GHz帯 |
| Bluetooth規格 | BLE5.0 |
| 心拍測定範囲 | 35-110/分 |
| 呼吸数測定範囲 | 9-24/分 |
トラブルシューティング
- 全く使えない場合
- ベッドセンサーのACアダプターがコンセントに接続され、本体に電源コネクタが接続されていますか。
- 電源は接続されているが本体のLEDが消灯したままの場合
- ACアダプターを交換して見てください。
- それでもLEDが消灯している場合は本体故障の可能性が高いため、マクニカにご連絡ください。
- 電源は接続されているが、本体のLEDが点滅している場合
- 低速で点滅(1秒に1回)の場合はネットワークに接続されていません。ネットワーク環境を確認してください。他のPCやタブレットはインターネットに接続されていますか。
- 他の機器はインターネットを使える場合
- 設定されたSSID/パスワードの設定が正しいか確認してください。大文字小文字の違い、I(アルファベット)と1(数字)などの違いにも注意してください。
- WiFiの電波強度は十分でしょうか?
- 接続先のIPアドレスやポート番号を確認してください。
- AiSleepに割り当てるIPアドレスの数は足りていますか?
- ファイアウォールによって通信を遮断していませんか?以下のポート番号の通信を許可してください。9088,80,8090, 18005
- セキュリティソフトを使用している場合は、同様に通信の許可をお願いします。
- 他の機器もインターネット使えない場合 施設のネットワークに問題が発生している可能性が高いです。
- 高速で点滅(1秒に5回)本体の故障の可能性が高いため、マクニカにご連絡ください。